生活習慣を変えたおじさんの話 vol.69
どうも、山本です。
先日のこと。前職時代から付き合いのある64歳男性から「トレーニングのことで相談がある」と連絡があり食事に行ってきました。
場所はここ。
鳥刺しや焼鳥など美味しかったので、行かれたことのない方は是非。
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▼生活習慣こそが特効薬
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その方とは1年ぶりくらいに会いましたが、まず驚いたのが一回り以上痩せていたこと。聞くと半年で10㎏ほどダイエットしたようです。
健診で「肝臓の数値」が思わしくないと言われたそうで・・「肝硬変」気味でこのままだとマズいことになると医師から告げられたようです。それを受けて大好きなアルコールもノンアル飲料に変え食事を徹底的に改善した結果、正常値まで戻ったとのこと👏せっかく痩せたし、今後は筋肉をつけて見た目も変えたいから筋トレのやり方を教えてほしいとの相談でした。
今度、スポーツカーに乗り換えるらしく(僕は車に興味がないので何という車種かは忘れた)それに似合う体型でいたいとも言ってました。おじさんの戯言のようにも感じますが、こうした「明確な目的」があることは行動を起こすための原動力になると思います。
僕がトレーナーになってから約20年。数えきれないほど多くの方を見てきましたが、劇的にからだを変える方の特徴は2つで「病気になったとき」と「彼氏彼女が出来たとき(特に女性に多い印象)」。この2つに敵うものはなく劇的に変わることは凄いですが・・いつも思うのが「そこまで出来るなら、そうなる前にどうにか出来なかったのか?」ということ。
事が起こってからでは遅くて「今のままではダメかも・・」と考えることが出来るのが人間に与えられた「想像力」という能力です。僕が大切にしたいのは想像力を働かせた「予防」で、将来のために今のうちから対策をすることが大切だと思います。
その予防の最強法が「生活習慣の見直し(特に食事!)」ですが、飽食のこの時代に食生活の改善はなかなか難しいですね。。ただ、普段はからだに悪そうなものを食べたり、栄養が不足していたり、口に入れるものに無頓着な人でも「薬」はためらいもなく飲みます。もちろん、病気の治療のために薬は欠かせませんが、それに加えて生活習慣の見直しも必要でしょう。
根本である生活習慣を見直さず薬だけ飲んでいても「ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる」ようなもの。まるで一人コントです。。そうならぬためにも、少しずつ生活習慣を見直していきましょう。
今回、おじさんと話して改めて感じたことは「明確な目標が行動を起こす」「生活習慣の見直しが最強の薬になる」ということでした。何かの参考になれば幸いです。
では、明日から9月。来月もよろしくお願いいたします!!
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