「脳筋連関」で95歳まで非介護社会を作る vol.60
どうも、山本です。
先週のブログはお読みいただけましたか?
ブログ内でご紹介した本「筋肉革命95」の内容をまとめてほしいとの声を多数いただいたので、今日は僕なりのまとめをお届けいたします。
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▼本書の主旨
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本書の主旨を一言でまとめると「95歳でも非介護の社会を作る」というものです。「世界一の超高齢社会の日本は、働きたい人は80歳でも8割が就労でき、95歳でも非介護となる高齢社会を実現して世界に広める役割がある」と著者の酒向先生は言います。
その対策として「80歳で60代、90歳で70代の筋肉を目指す」ことが大切であり、そのためには50歳を超えたら「指導のあるジム」に通ってからだを鍛えましょうと提唱されています。
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▼「脳筋連関」がポイント
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酒向先生は、元々「脳外科医」だから(現在はリハビリ医)脳の大切さを重視しています。脳画像を基にした回復予測を立てて、患者さんがまた新たに人間らしい生活を送れるようになるまでリハビリを行うようです。
日常から筋肉を「よく使う人・あまり使わない人」で比較した場合、筋肉だけでなく「脳機能」にも違いが出てきます。
筋肉を使うことで、筋肉から「マイオカイン」という物質が分泌されますが、それが筋肉だけでなく全身の様々な臓器に好影響を与えます。
これを「脳筋連関」と呼び、「健康な筋肉状態」が「健康な脳機能(脳以外もだけど)」と関連するのです。
また、脳機能の低下と言えば「認知症」です。認知症の対策には「社会参加と社会貢献」が有効で、人と交流して脳を活性化させることが欠かせません。心身を元気にして活動を継続することが必要ですが、そのためには「自分の脚で歩けること」です。
「歩けなくなる → 自宅にこもる → 社会的に孤立する」こうして社会との接点が減っていきます。そうならないために「張りのある太ももとお尻」を作り、筋肉量を維持向上させながら歩くことを習慣にすることが大切になります。いつもジムで下半身のトレーニングをたくさん行う理由もここにあります。
「認知症だなんて、まだ先の話だし・・」と感じる方もいると思いますが、早くから対策を始めることが大切で、本書でも「50歳も超えたら」全員が運動をはじめとする対策を行うことの重要性が語られています。
すでにジムに通ってくださっている皆さまは対策が出来ているし、今後も予防活動を続けてほしいと思います。
もうすぐ7月。暑い日が続きそうですが、ジム内は涼しくしておきますので引き続き頑張りましょう💪
7月もよろしくお願いいたします!!
追伸:本書を読んでの正直な感想は・・この手の内容なら僕の方が良い本を書けそうだと思ったことは内緒です🤫
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