ルームシューズを履いて感じたこと vol.32


どうも、山本です。


先週のブログはお読みいただけましたか?

先日、何気なくYouTubeを見ていたらちょうど先週のブログ内容と似たような動画が流れてきました。37分と少々長いですが・・ご興味があれば1.5倍速で視聴してみてください👍


さて、今日は「触覚が大切だ」というお話をしたいと思います。


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▼ルームシューズを履いて・・
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12月になり随分と冷えてきましたが寒がりの僕にとっては大問題。ジムの指導中は僕はあまり動かないので特に足元が冷えてしまいます。。そこで先日ルームシューズを購入しました。


これは暖かい!デザインも可愛いしお気に入りになりそうです👍さらに追加で良かったことがあって、改めて「触覚の大切さ」に気付いたので今日そのお話をしたいと思います。


僕がジムで「シューズ不要」にしているのには理由があって、一つは「面倒を減らすこと」。僕も昔ジムに通っていましたが、シューズは荷物になるし持っていくのが面倒くて結構なストレスに感じていました。多くの人にとってそもそもジムに行くだけでも大変なことなのに、荷物まで多いと足が遠のいてしまうと思います。だから、少しでもストレスを減らすためというのが理由です。


もう一つは「足」のため。「裸足教育がいい」と聞いたことないでしょうか?人間の足は「片足で28個」の骨が組み合わさった構造をしていて、とても精密な働きをするように作られています。


昔のヒトは起伏の激しい凸凹な土の上で生活していたので、それに適応するためにこの「形」になったと言われています。


しかし・・現代では道路は補正されて平坦になり、全員が保護された靴を履く生活になりました。すると、その精密な足の機能を使う必要がなくなったため「足の形が崩れている」人の割合が80%にも及ぶようです。偏平足や外反母趾がそれに当たりますが、きっと心当たりのある方が多いと思います。


偏平足や外反母趾は、足の機能を使わなくなったことによる「退化」の一つ。それを少しでも改善するためには「裸足」「薄い底の靴」で過ごす時間を長くすることが推奨されています。


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▼触覚が狂うと・・
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ただ・・ジムで過ごす50分程度を裸足(靴下)で過ごしたところで大きな変化が起こるはずもありません。では、なぜシューズ不要なのか?それはもう一つの理由があります。


それは「足裏感覚」です。「人間は触覚で受け取った感覚」によって筋力の出し方を決めていて、触覚が変わるとたちまち正常な筋力発揮をすることが出来なくなります。


例えば、砂浜。不安定ということもありますが、柔らかい地面になると急に歩きにくくなるし、ふくらはぎがパンパンになります。


例えば、冬の路面凍結。滑る地面になると身構えて全身の筋肉が緊張します。


例えば、プール。水中で足指がつった経験がある方も多いと思いますが、あれは陸上と感覚が違うから力の出し方が分からなくなり過剰に力を入れてしまった結果です。


「感覚は補い合う」という特徴があって、触覚が鈍ればそれをカバーするために「筋肉(固有覚)」が過剰に使われてしまいます。「触覚が鈍る → 筋肉が過剰に使われる → 筋肉が固くなる」という流れをたどり、その結果としてふくらはぎが過剰に発達したり腰の筋肉が緊張して腰痛を招いたりするのです。


よく「クッション性のある靴が良い」と言いますがとんでもない。クッションが効きすぎると柔らかい床の上を歩いているのと同じなので、きっとふくらはぎの筋肉は緊張し発達するでしょう。ヒールや厚底、サイズの合っていない靴なども同様に不安定であるほど筋肉は緊張してしまいます。


また、腰痛やひざ痛をお持ちの方も同様で「足裏感覚が鈍れば腰の筋肉の緊張が強くなる」ことも分かっていて、履物を変えるだけで軽減するケースもあるでしょう。


■ ふくらはぎがパンパン・・

■ 歩くと腰が痛い・・

そんな方は、もしかすると足裏感覚が鈍っていて余計な筋緊張が起こっているかもしれません。裸足で過ごし時間を増やしたり、薄底のスニーカーを履くなど足元を見直してみると良いでしょう。


ルームシューズは気に入りましたが・・本当に冷えた時だけにして、出来るだけ裸足(靴下)で過ごす時間を長くしたいと感じた出来事でした。


では、また来週もよろしくお願いいたします!


愛娘の凛花ちゃんが9歳になりました🎉この前まで赤ちゃんだったのに・・成長はあっという間です。。

3分で読める ”からだ作りの羅針盤”

スモールジムBodyCompass神戸湊川。山本が ”からだをより良く” をテーマに語るブログです♪

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