「私の意見はいらない」というお話 vol.31
どうも、山本です。
先週の交流会(忘年会)は9名の方に参加いただき楽しい時間を過ごすことが出来ました!
料理もお酒も最高でつい飲み過ぎてしまい・・反省からか今週1週間は(珍しく)休肝週間に(笑)また企画しますので次回をお楽しみに。
さて、今日は「私の意見はいらない」というお話をしたいと思います。
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▼私の一貫したスタンスは・・
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先日からジムの机にこんな本を置いてますが目を通されましたか?この本の中にこんなセリフがありました。
私の一貫したスタンスは「基本的にサプリメントは飲まない方がいい」というものです
突っ込みどころがいくつかあるのですが。。その一つが「私の一貫したスタンス」というところ。
様々な事柄に対する「スタンス」があると思いますが、こと科学においては「私のスタンス」はいらないと思います。
これは科学の信頼性の違いを表すピラミッドですが、一番信頼できるものが「複数の研究結果を統合して解析されたメタアナリシス」で、一番信頼できないものが「専門家の意見」となります。(専門家とは。。)
世界200ヵ国、世界人口82億人。その中で「数多くの方」を対象に行われた研究を複数統合し幅広い観点から「世界的に認められたもの」が最も信頼性があり、その中に一個人(専門家)の考えなど入り込む余地もないのです。。
テレビなどでも「自称専門家」の方(中にはすごい人もいると思う)が、偉そうに独自の意見を述べていることが多いですが・・それは「エビデンスピラミッド」に照らし合わせると最も信頼のおけないものなのです。科学の中に「個人の意見や経験・独自メソッド」などつけ入る隙もありません。
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▼指導者のスタンスは
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「山本さんも、1分プチセミナーと言いながらいつも5分くらい偉そうに話してるじゃないか」と思われるかもしれませんが・・僕の一貫したスタンスは「世界的に科学として広く認められたもの」を伝えることで、そこに僕の独自理論は一つもありません。
指導者とはそういうもの。自分一人の小さな頭や数少ない経験から生まれた「独自メソッド」ではなく「広く認められた科学」を分かりやすく伝えることが指導者の努めだと思います。
ただ「その科学をどう自分の人生に生かすのか?」や「仕事に対する考え方」などは独自の意見があっていいでしょう。科学を妄信的に信じてそれに囚われすぎでは本末転倒です。そこは人としての俯瞰的なモノの見方、考え方が必要だと思います。
時々「いろんな情報があり過ぎてどれが良いのか分からない・・」とのご意見をいただきますが、それを解消するためにプチセミナーやブログをやっているわけで。現段階で正しいであろう科学をお伝えすことを心がけているので、僕が今までお伝えしてきたことを一つでも生活に取り入れていただけると嬉しいです!
では、来週もよろしくお願いいたします!
今週のプチセミナーでは「抗糖化」について甘いものを出来るだけ控えるお話をしましたが・・甘党の僕がこれだけは紹介しておきたいシュークリーム(笑)ここのシュークリームはシュークリーム界で一番美味しい!カスタードがたっぷりなのに価格も良心的。
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