スポーツ=健康か? vol.28
どうも、山本です。
今日は神戸マラソン。娘のチアダンスの発表会が神戸マラソンの会場であるので、今日はそれを見に行ってきます。
仕事柄か「マラソン出場しないんですか?」とか「マラソンしてそうですね」と言われますが、僕が走ることは多分一生ありません(笑)娘に誘われたら苦渋の決断をするかもですが。。
単純に「走ることが嫌い」ということもありますが、、身体管理の側面から明確にからだにマイナスが多いというのが理由です。
今日はそんなお話です。
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▼スポーツ=健康?
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「スポーツをすること=健康」と捉えている人もいると思いますが、実はこの公式は成り立ちません。スポーツと健康は相反するし「競技スポーツ」と健康はさらに相反します。
人間のからだはスポーツをするために作られたわけではないので、スポーツ特有の動きや強度はムリな負担がかかります。スポーツ選手がケガをして手術するケースが多いのが動かぬ証拠です。
スポーツは人生に彩りを加えるための「文化活動」として発展してきた側面が強いのでそもそもの「目的」が違うのです。「競技スポーツ」になれば尚更で、目的は「勝つこと」。健康は二の次でからだに過剰な負担がかかっても勝利のために酷使することが美談となります。
「運動をすること」はからだに良いですが「スポーツ」になると話が少し変わってくる。スポーツは健康のためではなく「楽しむため」にやるものだと思います。
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▼膝軟骨は一生涯で4㎜
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過ぎたるは猶及ばざるが如し。物事はやり過ぎることなく「ほどほどに」するのが良いと言われますがまさにその通り。適度なランニングであればメリットがありますが「フルマラソン」となれば話は変わります。
特に気になるのは「膝の軟骨」。
膝の硝子軟骨(黄色部分)は「4㎜程度」しかありません。軟骨は「一度損傷したら自然には修復しない」ため、すり減ってしまったら終わりです。。(手術すればよいが)一生涯をこの4㎜に託すわけですが、フルマラソンのような過剰な衝撃は消耗を早めます。
なぜ、こんなにもマラソンがブームになっているのか分かりませんが、、一生懸命に取り組んでいる人ほど数年後に膝を痛めてしまうでしょう。一般的なフィットネスジムでも、ボクササイズやダンスなど、週に何度も跳んだり跳ねたりしている人ほど膝を痛めてしまいます。。
ちなみに「軟骨には神経が通っていない」ので、すり減っても痛みを感じません。(←ここ超重要!!) 軟骨がすり減ってしまい「骨がむき出しになって」初めて痛みを感じる(骨には神経が通っているから)わけですが、その時に気付いても時すでに遅し。。「今痛くないから大丈夫」と安心していられないのが軟骨損傷の特徴です。
「楽しむため」に始めた人は良いですが、「健康のために」と思って始めた人も少なからずいると思うので、何だか心苦しい気持ちになりますね。。
他にも「活性酸素の問題」「不必要な体力」などありますが、長くなるのでまたの機会に。
では、神戸マラソンの応援に行ってきます。「フルマラソン反対!」みたいな内容になりましたが、出場する選手の皆さんは頑張ってください!笑
では、来週もよろしくお願いいたします!
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